クリチコの3冠戦の速報レポです

klitschko-leapai (11)

klitschko-leapai (12)

4/26ドイツ
WBA・IBF・WBO・IBOヘビー級タイトルマッチ
王者:ウラジミール・クリチコ
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WBO1位WBA11位
アレックス・リーパイ
 
ドイツの興行は試合内容はともかく
演出とか生演奏多用とか盛り上げようとする姿勢は好きです
んでリングアナはいつも通りバッファー
最近は気がつくと欧州に遠征してる印象です

1
クリチコはいつも通り遠くからジャブつきながらのスタイル
リーパイは果敢に飛び込んでいくものの
サイズと距離が違いすぎて序盤からクリチコペース
初っ端からジャブで下がらせて右を打ち込むスタイルクリチコがダウンを奪い優勢
再開後もいい右を当ててリーパイは効かされていた。
2
クリチコのジャブが好き放題にヒット
リーパイは上体を動かしてある程度は避けるものの完全には被弾を防げない。
早くもクリチコがいつ仕留めかの展開に
ジャブ突き放し入ってくるところに軽く合わせていくクリチコ
リーパイはタックルに入るように体を低くして飛び込んでいくしか手がない感じだ。
3
リーパイがペースを帰るために強引にくる
飛ぶ込みながら大きいの振り回して当たればあるいは?
と言うよう一か八かの攻勢に出る
クリチコはあくまでもマイペースでやりたい放題
4
クリチコは距離を保ったままジャブと打ち下ろしの右でリーパイをジワジワと削ってくる。
クリチコは圧倒しながらも無理はしない。
あくまでもストレートのパンチを単発、もしくはワンツーまでで連打は打ってこない。
段々とストレート打たれるリーパイのダメージが大きくなってくる。
5
クリチコはしつこくジャブで突き放しリーパイの望む接近戦には付き合わない。
それでも愚直に飛び込んでいくリーパイ
振り回すリーパイの右が一クリチコの顎をかすめ一瞬グラリ
功を奏しかけ田思われたもののクリチコ即反撃でここから一気にペースアップ
ジャブ主体からワンツー主体に切り替えダメージを与えにくる。
そしてクリチコのワンツーの右が何度も入る。
ワンツーでの追撃の右が入るとリーパイははじかれるようにこの試合2度目のダウン
再開後も攻勢を弱めないクリチコ
それほど間をおかずにまたも右のストレートでダメ押し
リーパイがこの試合3度目のダウンを喫したところで勝負あり

結果:クリチコ5ラウンドTKO勝ちで防衛成功

WBOの指名挑戦者を全く寄せ付けない内容で圧勝
試合内容そのものはジャブとワンツーだけでコンビネーションも
接近戦での打ち合いもなく相変わらずの塩さでしたが
磐石と言っていい内容でした。
現状打倒クリチコの期待できる対戦相手としてはワイルダー位なんじゃないかなー?
まだ暫くはクリチコ独裁体制は続きそうです

政情が緊迫するウクライナ情勢。
そんな状況ですが
兄で前WBC王者、現時点でのウクライナ与党勢力で政党党首をやっている
ビタリはセコンドとして弟ウラジのサポートに当たっていました
ドイツでボクシング見てる場合じゃないでしょうにw