アメリカで行われたGBP興行の世界戦の速報レポ

002_Keith_Thurman_and_Julio_Diaz
 
4/26アメリカ・カリフォルニア
WBA暫定ウェルター級タイトルマッチ
暫定王者;キース・サーマン 145.5
×
7位:フリオ・ディアス 146.75

1ラウンド
サーマンが左ボディでチャンスを掴む
ディアスは1発で効いたのか動きが止まる
2ラウンド
サーマンが頭へのパンチを効かせて終盤にダウンを奪う
ディアスはテンプルにパンチを受けてワンテンポ遅れてのダウン
3
全体的にはサーマンがパワーで圧倒する展開
ディアスはボディで反撃し、サーマンを押し戻しラウンド終了
そのインターバルにディアス陣営が負傷で棄権?
レフェリーが試合ストップ


結果:サーマン3ラウンド終了TKO勝ちで防衛成功

サーマンが強さを見せての圧勝
しかし派手な勝ち方とはいきませんでした
セミと違い最後は消化不良で地味に決着?


Sライト級10回戦

WBC米大陸Sライト級タイトルマッチ12回戦 
前WBC暫定王者:
ルーカス・マティセ 140
×
IBF11位WBO12位(ライト級)
ジョン・モリナ 139.25
005_Lucas_Matthysse_and_John_Molina
showtimeが10回戦とアナウンスしてましたが
直前GBPがやっぱ12回戦ねと発表した一戦


序盤からずっと行け行けのマティセだが
2ラウンドに右を貰ってダウンを喫し
3ラウンドにはカウンターで頭を貰い左眉をカット
4ラウンドにもカウンターを受けてピンチになるなど
ワイルドに行くもんだから度々カウンターを貰う
5ラウンドにもマティセ右スイングをラビット気味ながらも受ってダウン?
6ラウンドも打ち終わりに左貰ったりと
前に出るだけの猪ぶりなんで決めきれずに狙われる事多数
7ラウンド辺りになると大分疲れも見えてくる
8ラウンドにやっとしつこい左ボディ&右スイング見せた後での
左アッパーでダウンを奪い返しチャンスを作るマティセ
9ラウンドダメージの残り打ち返しのパンチに勢いがなくなったモリナに
マティセのしつこい左ボディ刺さる
10ラウンドになるとモリナはダメージの蓄積で大分動きが衰えてきている。
散々ワイルドにアウトサイドから打ってきたのが活きたのか
インサイドからコンパクトに撃たれるアッパー等がよく当たる。
マティセのしつこい連打でモリナが崩れ落ちるようにダウン
最初のダウンよりも深刻そうだ。
インターバル感モリナ陣営ピンチにセコンドもバラバラでアタフタしてる感ありあり
11ラウンド開始早々に勝負をかけるマティセ
コーナーにモリナを詰めての連打が止まらない
モリナは打ち返せずにマティセの勢いを全く止められない。
最後はしつこく打たれてのダメージでどうにもならない状況
崩れるようにモリナがダウン
そしてレフェリーが試合をストップして勝負あり

結果;マティセ11ラウンドTKO勝ち

マティセはワンパターンと言うか愚直と言う
攻めにあまり幅が感じられなかった。
結局ねじ伏せ攻撃力は改めて証明したものの
併せて ディフェンスに難があることも証明しちゃったか?

 
WBCライト級タイトルマッチ
王者:オマール・フィゲロア 134.75
×
15位:ジェシー・ベルモンテス 134.75 

009_Omar_Figueroa_and_Jerry_Belmontes
結果:フィゲロア2-1判定勝ちで防衛成功
116-112,118-110,113-115

フィゲロアはブランク明けとなった初防衛戦 
荒川戦のようには圧倒的な勝利をおさめる事ができず