大晦日
2014年本当に最後の記事 

速報レポ 東西世界戦

1230_boxing_15

 
12/31大田区総合体育館
WBA・Sフェザー級タイトルマッチ
王者:内山高志129
×
9位:イスラエル・ペレス129
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序盤大きな右を振り回しながら前に出て行くペレス
左を中心にいつも通り冷静にスタートする内山
ペレスは力を込めたパンチを打ってくるが
内山は冷静に対処
パンチの的中率では内山が上でボディを中心に
的確に当てていく
3ラウンドに試合が動きだす。
ペレスの右が先に軽く当たるが
内山が即左を当てて反撃
ペレスはボディを受けてローブローのアピール
それ以降少しペレスの勢いが衰える。
ペレスはペースを取り戻しにきたのか
ガードの上からでも強引に叩きつけてくる。
内山ガードでその場面を凌ぐと左ボディで押し戻す。
内山のパワーが試合を支配しはじめる。
内山のリードブローがガードを抜いてコツコツ当て続ける。
内山は左だけでなく右の長距離の大砲を盛んに見せプレッシャーを強めてくる。
ペレスはダメージも出てきているのか
序盤のような勢いは失せてくる
中盤の8ラウンドには足を踏まれた所にボディを受け
スリップダウンをする場面もあったものの
必死にガード掲げるペレスのガードをまいてくる右や
ガードを突き破ってくる右でペレスを弱らせる
ダメージで手が出ないペレスは
相打ち狙いをしてくるものの内山はクール
右右で右を警戒させたところに、何故かジャブ
そんな感じで破れかぶれのパンチすら打たせない。
後はいつ仕留めるかっと言う空気になった9ラウンド
ラウンド終了後にペレス陣営はギブアップ


結果:内山9ラウンド終了棄権勝ちで王座防衛成功

内山完勝ですっきり年越し
試合前の大口があっただけにペレスは恥上塗り


WBA・Sフライ級タイトルマッチ
王者:河野公平115
×
5位:ノルベルト・ヒメネス114
 
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足を使いまくりランニングのヒメネス
愚直に追いかけてボディ攻勢を見せる河野
6ラウンドにマレスばりの抉るようなローブローで
ヒメネスは1ポイント減点
ボディを匂わせての顔面も段々と当たり始める
ヒメネス下がりながらのアッパーを貰う場面もあるものの
それを掻い潜っての右、もしくはボディを当てていく河野
やたらとトリッキーな動きをしたり
挑発する余裕もなくなったのか
無闇やたらに反則アピールをしてくるヒメネス
河野が前追いかけるが
ヒメネスは下がってのカウンター狙いを続ける。
なかなか打ち合いの展開には持ち込めない
ヒメネスのクリンチが増えてきた。
なんとも噛み合いの悪い両者
反則アピールしながら時間を稼ぎ
最後まで逃げ切ろうとするヒメネス
ヒメネスのうっとうしいクリンチ攻勢が邪魔だが
河野はしつこくボディボディ
ヒメネスはボディがかなりきつくなってきている感じか?
最終ラウンドになってもクリンチ&ラン徹底するヒメネス
このレフェリークリンチを注意しやがらない
河野も消耗が激しいが最後まで前に出て打っていく。
最後にいいパンチを当てたが
クリンチに阻まれ試合終了

結果:1-1の判定でドロー、河野防衛成功
116-111河野、115-112ヒメネス、114-114


ヒメネスはスタイルと言い体格といい
トマス・ロハスみたいな感じだったな(・∀・)








WBAライトフライ級タイトルマッチ
王者:アルベルト・ロッセル108
×
9位:田口良一 108

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ジャブを中心に長い距離からのパンチを先に当てていく田口
短い距離のスイングを思い切り振り回してくるロッセル
前半は手数有効打共に田口が優位に立つ
リングサイドには昨日快勝して2階級制覇している
昨年田口が戦った井上の姿も見られたような?
5ラウンド辺りから口を開き始めるロッセル
追いかけてプレッシャーをかけながら
時に右の打ち下ろし左のボディ等を当てていく田口
しかし好事魔多し
7ラウンドゴングの直前に右をカウンターで貰い一転ピンチ
そこを救われた翌8ラウンド
田口は左のボディでダウンの奪う。
更に9ラウンドにも左ボディでダウンを追加
その後必死の攻勢を見せるロッセルだが
田口ガップリ四つで押し戻す
最終ラウンドポイント劣勢と思われるロッセルが
最後の猛攻をかけにくるが
そこに引かずに最後まで戦い抜いた

結果:田口3-0判定勝ちで王座奪取
116-111、116-110、117-109

ロッセルは予想以上では全くなかった(゚∀゚)
田口は良い戦い方してたと思うけどね 










12/31大阪ボディメーカーコロシアム

WBO・Sバンタム級タイトルマッチ
WBAWBO統一王者:ギレルモ・リゴンドー55.2kg
×
WBC5位WBA10位IBF8位WBO10位(フェザー級)&OPBFフェザー級王者:
天笠尚55.2kg

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主に左のボディを中心として
ストレート系のパンチを思い切り打ってくるリゴンドー
スピード差は大きいものの
意外にも距離を詰めて攻め込んでいく場面も見せる天笠
腹打たれまくりなせいか中盤から
天笠がかなり消耗してきたものの
事前に誰からも予想もされなかったダウンを奪う
まさかの逆転KOもあるか?の空気になったがそうは上手くいかない
 
左を貰いまくりのせいで右目を腫れあがらせながら
戦うもダウン奪って荒くなったかまた打ち込まれる
そんな状況の中10ラウンドにはいきなりの右ストレートで倒し返される天笠
右視界も塞がり更に左頬も大きく腫らし
ブライアン・ビロリア戦のジョバンニ・セグラ状態の顔面になった天笠
11ラウンド終了の時点でストップがかかり無念のリタイア

結果:リゴンドー11ラウンド終了TKO勝ちで王座防衛

リゴンドーいつもこんな感じで倒しに行ってれば
もっとアメリカでも人気出るだろうに
今回はその代償としてダウンもとられて
強さアピールは出来なかったけどね
 

IBFミニマム級王座決定戦
WBOミニマム級王座決定戦
IBF3位WBO1位&前王者:高山勝成47.4kg
×
IBF6位WBO2位&日本王者:大平剛47.1kg

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結果:高山7ラウンドTKO勝ちで王座獲得

高山の全団体のベルト獲得はある意味偉業だが
TBSはほぼ無視状態(;・∀・)
 



フライ級 10回戦
WBC9位WBA3位IBF9位:
前WBAライトフライ級王者:
井岡一翔50.8kg
×
元WBA暫定王者:
ジャン・ピエロ・ペレス50.8kg

ioka1 (1) 


結果:井岡5ラウンドTKO勝ち

4ラウンド目辺りから 開き直って打ち合った事もあってか
最後は右ストレートで倒せたものの

井岡は序盤足を使うのはいいものの
リードで相手をコントロールする事もできておらず
なんとなく腰が引けてた印象
開き直るまでなんとも中途半端だった気がします
 
















じゃあ二年参り行ってきます
皆様良いお年をー